エステム建築事務所では、4つの大切な価値観を有しています。
「協働」「自律」「主体性」「プロ意識」。これらが、いわゆるエステムバリューです。特にその中でも基軸としているのが「協働」です。
「家族のような仲間と収穫の喜びを分かち合い、祝杯をあげる」
これがエステム建築事務所のビジョンなのですが、ここに表しているのは、代表挨拶にもある通り、「社員一人ひとりの物心両面に報いることができる会社でありたい」という思いです。そのビジョンを達成するため、みんなでエステムバリューを大切にし、協働し、自律し、主体性を持ち、プロ意識を持ち続けています。
その思いを一人ひとりが大切にしながら働くことこそが、私たちの会社を大きく安定的に成長させることとなり、結果として、社員一人ひとりの物心両面に報いることができるのだと考えています。
エステムバリューの基軸である「協働」とはいったい何なのか。
一般的なイメージでは、「手伝う」「声をかけて一緒になにかをする」といったことかもしれません。勿論正解ではあるものの、どちらかというとそれは仕事の割り振りです。
エステムバリューの協働とは、「純朴で個性ある互いを認め合い、尊敬し合う」「互いにはたらきかけ、互いに気にかけ合い、互いに思いやりをもつ」「時に、思いやりから生まれる厳しさをも伝え合うことができる」。喜びも厳しさも共有し合えること、それが家族のような仲間としての「協働」であると思います。
そして、その協働を支えるのが「自律」「主体性」「プロ意識」です。これは一人ひとりの中に強く存在すべきものだと思います。自らを律し、主体的に考え行動し、プロとしての誇りを持ち続けて常に研鑽していく。協働を基軸に自分自身に課した課題や目標に向かい続けることは、必ずや大きな力へと繋がっていきます。
「働く」ということは自らの知識や経験、そして人との繋がりを増やしていくこととなります。ですが、これは一人だけでできるものではありません。社内、社外を問わず、多くの人たちとのかかわりの中に成り立っていくものです。
私たちは「建築生産にかかわる人と組織」の皆様とのかかわりを持ち続け、その中での限界を決めず、いまもあらゆることへと挑戦を続けています。
そしてそのためにも、いま持ち得ている技術には一切の妥協をせず、完璧を求め続けているのです。
その挑戦が常に続けられるのは、やはり家族のような仲間たちがいるからこそだと、私たちは信じています。時に大きな壁を越えなければならない状況であっても、家族のような仲間の支えのもと、もしくは、その支える側として、「働く」ということへの喜びを分かち合いながら、挑戦し続けていきます。
「働く」ということへの価値観は人それぞれかもしれません。
一方で「働く」ということからしか得られない知識や経験や人との繋がりは、きっとかけがえのない財産となり、自らが、そしてそこにかかわる人たちが、物心両面で報われることへと繋がるのだと思います。
私たちエステム建築事務所は、その実現を永続的に続けていくためにも、「家族のような仲間」をこれからももっと増やし続けていきます。