QS等挙本部で「建具」を担当しています。ドアや窓などの建具の数量を確認し、工事にかかる費用を算出する仕事です。
建築積算の面白さは、図面から建物を読み解き、数字で形にしていくところです。 私は建具を担当していますが、同じドアでも用途や性能によって仕様や金額が大きく変わります。細かな違いを確認しながら数量を拾っていく作業は難しさもありますが、その分やりがいを感じます。 経験を重ねるほど判断力や精度が上がり、自分の成長を実感できる点が、この仕事の魅力だと思います。
逆に難しいところは、図面や仕様書の細かな違いを正確に読み取ることです。 先ほどのドアでいうと、その違いをしっかり把握しないと、わずかな見落としが全体のコストに影響してしまいます。常に丁寧さと集中力が求められる業務です。 また、設計変更があった際には影響範囲を素早く判断する必要もあります。難しさはありますが、その分知識や経験が力になる仕事だと感じています。
これまでで一番印象に残っているのは、タワーマンションと商業施設が一体となった大規模案件を担当したことです。 建具担当として携わりましたが、住居部分と商業部分では求められる性能やデザイン、セキュリティ基準が大きく異なり、確認事項の多さに最初は圧倒されました。特に高級仕様の建具が多く、細かな仕様の違いが金額に直結するため、これまで以上に慎重な積算が求められました。 無事に案件をやり切ったときは大きな達成感があり、「自分もこの建物づくりの一部を支えられた」と実感できたことが強く心に残っています。




