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2022/11/07

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神有月

先日、出雲大社へ行ってきました。出雲大社と言えば大しめ縄が有名ですが、参道を通り拝殿が見えてきたとき、あれ?小さい?というのが最初の印象でした。テレビなどでよく見る大しめ縄は、実は境内には無く隣の神楽殿というところにあり、拝殿のものの2倍ほどの長さがあるそうです。

旧暦の10月のことを神無月と言いますが、出雲地方では古くから神在月と呼ばれ、全国から八百万の神々が出雲大社に集まり、縁結びや五穀豊穣などについて話し合う「神議(かみはかり)」が行われるそうです。全国の神様が集まっているならたくさんお願い事を!と考えてしまうのですが、地元では「お忌みさん」という神在月のことを表す言葉があるそうで、神々のいるこの時期は悪ふざけをせず、つつましく過ごそうというものなのだそうです。

欲張ってお願い事をするのではなく、神様への感謝の気持ちを込めてお参りをするという心持ちが幸せになれる近道かもしれません。

(D・M)