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2017/02/28

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流氷

皆さんは流氷見たことありますか。

流氷というのは、アムール川からオホーツク海に注ぐ淡水が氷結し、南下するにつれて大きく成長したもので、

網走には 1月下旬ごろに沿岸に到着する、今の時期にしか見ることができないものです。

そうと聞けば行くしかないっ!!!

ということで、休日を利用して網走に流氷を見に行ってきました。

最初に断っておきますが、私は冬の北海道は初めてでした。

雪は積もっていてもそれほど大したものではないだろう、

という軽い気持ちのまま飛行機に乗り、

窓から一面銀世界のけしきを眺めながら呑気にすごいなと

テンションを上げている無知な愚か者でした。

無事に飛行機が到着して空港から外に出ると、

とんでもない寒さ、しかも天気があまりよくなく雪が降っているし

これはまずいことになったかもと思いました。

とりあえず空港から網走までバスで移動し、

早速、砕氷船に乗り込み流氷を見に行きます。

砕氷船とは、読んで字のごとく氷を潰しながら進む船で、

今回乗船したのは、船の自重で氷を潰すタイプのもので

流氷の中を進むと氷が潰れる振動が伝わって来ます。

天気が悪かったので夕日は見れませんでしたが、

流氷は十分に堪能出来ました。

しかしさすが冬の北海道の海!!!

顔が痛い!!

風が冷たすぎです!!!

まぁそこでめげずに次の日も砕氷船に乗り込みました。

昨日より寒く、吹雪いていましたが、流氷は素晴らしかったです。

昨日とは違い、今度は明るい時間なのでまた違った顔を見せてくれます。

見渡す限り一面氷で、更に雪が積もっていたので、

流氷だと言われなければ、陸地に突っ込んでいるように感じるほどです。

今回は寒さと戦う旅行でしたが、寒さに耐えてでも、もう一度見たいと思える程

流氷、網走は素晴らしい場所で、とてもいい経験が出来ました。

一つまだ冬の北海道に行ったことのない人にアドバイスがあるとすれば、

帽子をかぶることを忘れないことです。

帽子をかぶらないと頭に雪が直接積もるので、

外に出ているときはそれほど困らないのですが、

室内に入ると、温度が上がるので積もった雪がすぐ解けて、

頭と顔がびしょ濡れになってしまいます。

冬の北海道に行く際は帽子を忘れずに。

峠本