この春から息子が小学校に入学し、同時期に新しい習い事を始めました。『陶芸』です。
たまたま妻が近所に陶芸教室があると知り、息子に話したところ「やりたい」と言ったので通わせています。その時は、小学生の習い事にしては渋すぎるのでは？と思いましたが…。
私は、ＧＷ中何度か陶芸教室へ送迎をしました。
息子からしたら、おじいちゃん・おばあちゃん位の方々がロクロを回す片隅で、一人ぽつんと作業をしている小学１年生の姿。私の想像通り、少し違和感のある光景が、そこにはありました。
しかし、周囲には目もくれず真剣な眼差しで、小さな手、小さな体全身で粘土を捏ね、形を整えては、首を傾げやり直す様は、一人前の陶芸家のようでした。
いつもは横について、こうすればと言ったり、手を出したりする私ですが、今回は、その姿に見とれて、片付け終えるまで見守っていました。
息子が、真剣にモノづくりに取り組む姿勢に感動し、少し私も見習うべきものがあるのではと感じました。
今は、自分用の茶碗と湯呑を作っています。釉薬を塗って、今は本焼きの段階です。次に息子が目にするのは完成した茶碗と湯呑です。どのような仕上がりなのか、それを目にした感想等、私自身も今から楽しみです。
ちなみに我が家の小さな陶芸家は、もう既に予約を受けています。おばあちゃん（私の母親）からですが（笑）
松原