私は運動らしきものは何もすることもなく、だらしなくＷ寸法を増やしていっているのですが、子どもはバスケ部に所属しています。現在中学３年なので、もうすぐ引退し、いよいよ受験勉強の日々に入っていくのですが、今は最後の市大会の真っ最中です。
コロナのせいで色々と不自由を強いられた中学生活も、残すところ１年を切りました。彼らはそもそも中学１年の４月からスタートできなかった学年で、入学式もなく、６月ごろになんとなくうやむやな感じで中学生活が始まりました。そんな入学から始まり、今まであらゆる場面で彼らはコロナの影響を受け、それでも概ね学校生活を楽しめているようです。彼らの適応能力には驚かされるばかりで、また、彼らにこの３年間、十分な学生生活の場を提供できなかったことについて、(仕方ない、とはいえ)ごめんな、と思います。
たくさんの方々が色んなメディアで取り上げていますが、コロナ禍の一番の被害者は、彼ら子どもたちだなあと心から思います。当初、何か月も臨時休校にした決断が、合っていたのか間違っていたのかはわかりません。しかし、一度きりの学生時代、学業に部活に思う存分注力できなかったこともあっただろうに、それを取り返すことができないとしたら、かわいそうだなと思います。
最近はやっと部活もできるようになり、大会も開かれるようになりました。先日も試合を見に行き、子どもたちが一生懸命プレーしている姿を目にすると、こちらも嬉しく思います。
市大会は、再来週、準決勝と決勝があり、次に大阪府大会があって、それで引退です。勝ち負けもありますが、まずは悔いのないよう、しっかりやってほしいなあと思います。
そして、引退後はしっかり受験勉強に励めよ。
（T・H）